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松戸 鍼灸治療

自律神経調整鍼灸

【鍼灸治療】
自律神経を整える鍼灸治療です。
過呼吸、動悸、吐き気、めまい、頭痛、喉のつまり感、抑うつ、慢性的な首・肩・腰の痛み、慢性疲労、原因不明の不妊症、目の疲れ・痛みなどに。

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「ありのままの自分」を発見し、より楽に力を抜いて毎日を過ごすことができるようになるためのサポートを致します。

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・瞑想講座 ・心理学講座 ・気功講座 ・整体講座など。

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新着情報

自律神経を鍼灸で整える4|プラナ松戸治療室

自律神経が乱れたときの切診所見2 〜腹診編〜

前回は脈診について触れました、今回は腹診です。自律神経が乱れた体は一般的に上腹部が緊張しており、下腹部の丹田の力が抜けています。また感情の抑圧が関係している場合は季肋部が緊張してきます。

東洋医学の腹診

まず全体に触れて温度と湿度を確認します。自律神経が乱れていると温度が低く、湿った印象を持つことが多いです。表面に熱が籠っている場合もあります。

次に①②③④⑤⑥⑦の各部位を触診していきます。

自律神経が乱れている場合は①②に緊張があります。その場合多くのケースで③の丹田に力がありません。

この①②③の上下のラインは大まかにのぼせの状態を診るのに適しており、①②の緊張は横隔膜から上部の緊張を、③の丹田の虚脱は腸骨から下肢の力のない状態を表しています。

いわゆる健康な状態とされる「頭寒足熱」と逆の「冷えのぼせ」状態です。自律神経の交感神経が過緊張しているときにみられます。

①②の緊張があるときは頭痛、首肩こり、めまい、吐き気、動悸などが、③の虚脱のときは腰痛、下肢痛、尿の問題、生理痛・不妊症・不育症などの生殖器の問題がみられることがあります。

鍼灸治療がうまくいくと③の丹田に力が戻るようになり、①②の緊張が取れてきます。つまりのぼせが取れることで首肩の緊張が緩み、下半身に力が戻ってくるのです。これは自律神経の交感神経の過緊張が取れてきたことを意味します。

④⑤は感情や飲食の不摂生と関連しています。言いたいことが表現できないと④が緊張し、強い怒りは⑤を緊張させる傾向にあります。

もちろん胃腸に負担をかけても④⑤は緊張してきます。胃腸障害のときは②④⑤の横ラインが連動して変動することが多いようです。

⑥は腎臓や便秘と、⑦は大腸と関連します。尿や便が出ないときは⑥が緊張し、腸の動きが悪く、お腹にガスが溜まるときは⑦が緊張します。この異状は下肢にも連動していきます。このような状態は自律神経が長期間乱れている場合や体質による場合が多いです。

以上のように腹診は自律神経の乱れを診るのに大変優れ、また治療の経過や臓器の状態を知ることにもとても役立つ診断法です。

前回の脈診と併せて診ることで、人体の状態を立体的に把握することができます。

次回は自律神経が乱れる原因について述べていきます。

自律神経を鍼灸で整える3|プラナ松戸治療室

自律神経が乱れたときの切診の所見1 〜脈診編〜

東洋医学の診断法である四診。今回はその中の「切診」をみていきます。切診は現代医学の触診に相当しますが、診ている内容はずいぶんと異なります。

よく患者さんから「鍼灸ではどうやって状態が良くなったか判断しているのですか?」というご質問を受けることがありますが、鍼灸治療の効果は主に切診で判断しているのです。

もちろん主訴の変化は大切ですが、慢性症状の場合は簡単には主訴は変化しません。治療後、切診情報が良い方向に変化していれば、症状は改善していくだろうと判断しているのです。

現代医療では診断や経過を検査機器による血液や尿、画像などのデータによって判断しますが、東洋医学の場合は触診による変化で判断しているのです。

切診には脈診、腹診、背診、舌診、手足の経絡診などの種類がありますが、今回は脈診と腹診、そして背診を取り上げます。

東洋医学の脈診

脈診は手首の橈骨動脈を診ます。専門的に診るとかなり細かく複雑な情報を診ますが、まずは脈の太さ、脈の速度、脈の硬度、脈の浮き沈み、不整脈の有無などが大切です。

自律神経が乱れている方の多くは脈が浮いて硬く、細くて速度が速い傾向にあります。交感神経が亢進している方が多いためです。

反対に脈が沈んで軟らかく、速度が遅い場合もあります。元々虚弱の方や非常に体が冷えている方やアレルギー疾患にみられます。

のぼせて熱がこもっている方は脈が太く、脈が速く浮いていることがあります。

不整脈は心臓の刺激伝導系に問題がある場合に出てきますが、精神的ストレスや過労などによって体の疲れが非常に深い場合にも出てきます。

そのとき背中を触診すると石のように硬くなっていることがあり、特に上背部が硬く、心臓にずいぶんと負担が掛かっていることが伺われます。

鍼灸治療後に自律神経が整うことによって、このような脈の異常所見が正常な脈に変化していれば状態が良くなったと判断できるのです。

正常な脈とは季節にあった脈の浮き沈み具合で、適度な太さと弾力があり、速くも遅くもない脈速で、不整脈がない状態です。

次回は腹診について述べていきます。

自律神経を鍼灸で整える2|プラナ松戸治療室

東洋医学の診断法「四診」

自律神経が乱れたときに東洋医学的にはどのような異状が出てくるのでしょうか?

東洋医学では「四診」といって四つの診察法があります。すなわち望診(ぼうしん)、聞診(ぶんしん)、問診、切診(せっしん)です。

東洋医学の望診

望診は現代医療の視診に相当します。顔色、目の動き、口の動き、舌の状態、応答のときの様子、腫脹の有無、アライメントの歪みなどを目で見て確認します。

自律神経が乱れているときは顔色が悪く蒼白いか逆にのぼせて赤ら顔の場合もあります。また動作がどこか硬く、滑らかさがありません。

目に力がなかったり、逆に眼光が強すぎる場合があります。また舌も赤みが強過ぎたり、反対に白く浮腫んでいたり、乾き過ぎていたりします。

東洋医学の聞診

聞診は声の音声を聞いたり、臭いを確認することです。体調が悪いときや精神的に萎縮しているときは声が小さくなります。

自律神経が乱れている場合は声が小さいことが多いですが、非常に早口になる方がいます。また声枯れがあれば喉に緊張があることが疑われ、神経症による喉のつまり感などを確認していきます。

もちろんお酒やタバコの摂り過ぎ、声の使い過ぎ、喉頭炎、喉頭がん、反回神経の問題なども念頭においています。

東洋医学の問診

問診は症状がいつから、どこが、どのように、どんなときに起こったか、またどのようなときに楽になり、あるいは悪化するのかを訊ねます。

さらに出生の状況や幼少期の健康状態、青年期、成人期の様子などを順次訊ねます。

この問診によってかなりのことが分かります。出生時の問題で幼少期から自律神経が乱れやすかったり、事故や手術による外傷によって体調が大きく変化したことなどが分かります。

切診はいわゆる触診のことで、脈診、腹診、背診、手足の経絡診などがあります。自律神経が乱れたときの切診の特徴は次回述べていきます。

プラナ松戸治療室のサービス

心と体を癒します

体の症状は抑圧された感情が原因の場合もあります。当治療室では鍼灸による体のケアだけでなく、心理士によるメンタルケアもお受けできます。

17年間で述べ数万人の実績

1998年から松戸でセッションを行っております。述べ数万人の経験からクライアント様に最も適したセッションをご提供いたします。

現代医学の検査も重視

当治療室では東洋医学を主としていますが、治療室代表は臨床検査技師の資格を持つ現代医学のスペシャリストです。血液検査や心電図、スパイロメーターなどの結果をお持ちいただくと、医学的な助言を差し上げることができます。

「冷えとり健康法」のアドバイス

当治療室では進藤義晴医師とご息女の進藤幸恵さんが普及活動をされている「冷えとり健康法」をお勧めしております。大変効果のある健康法です。
当治療室は『女性のためのもっとちゃんと「冷えとり」生活』PHP出版の巻末にある「全国冷えとりショップ」に掲載されています。

プラナの症例一覧 next prev

  • 仕事の多忙さから、極度に疲労、 3年前から頭にモヤがかかった状態、無気力、記憶力低下、 逆上せ症状が起こる。 2年前から眩暈や動悸、心臓部の痛みが加わる。 病院を受診し、うつ病と診断される。 薬物に抵抗感があり、ネットで調べて当治療室へ来院。 身体所見は、全身の冷え。特に足の冷えが極度。 首や肩の凝りが強い。 第1診後、のぼせ感や肩こりが楽になる。 第2診~3診で、頭のモヤモヤ感、のぼせ感、動悸、眩暈が消失。 体の冷えや首、肩の凝りもやわらぐ。 第4診で自覚症状は全て治まる。 表情も明るくなり、第4診で治療は終了。

    うつ病 40代 男性

  • 7年前に結婚をし、その後、夫からD.V.を受け続ける。 半年前に夫と離婚が成立し、子供と3人で暮らし始める。 その後、1か月ほどしてからうつ症状を発症。 病院を受診し、抗うつ薬を処方される。 当院受診1週間前に元夫が自殺。 うつ症状が増悪し、不眠、無気力、食欲不振、自殺企図が強くなる。 母親に連れられて来院。 身体所見は、無表情、寡黙、全身の極度の冷え、頸部から腰部にかけての極度の筋緊張。 第1診後、身体が温まるとともに顔の表情が出てくる。この夜は良く眠れる。 第2診~4診で身体の冷えや筋緊張がだいぶ取れ、表情も柔和になる。 会話もでるようになり、生きる気力が出てくる。食欲有り。 第5診で症状は全て治まる。 第6診で治療終了。仕事にも復帰し、前向きに生きていけるという。

    うつ病 30代 女性

  • 18年前に長男が交通事故で死亡。 6年前に夫が単身赴任。同時期に次男が結婚し、独り暮らしとなる。 1年3か月前に、夫が肺がんであることが判明。 闘病生活を送るも、7か月前に他界。 その後1カ月ほどしてうつ病を発症。 病院を受診し、抗うつ薬、安定剤、眠剤を処方される。 身体的な苦痛が取れず、当治療室に来院。 胸の重苦しさ、全身の力が抜けない(背中に鉄の棒が入っているように感じる)、 不眠、頻尿、口渇、大腿前面の冷え感などがある。 身体所見は、無表情、ロボットのような強張った動き。全身の冷え、全身の筋緊張。 第1診~2診で、体調の良い状態を感じることが出てきた。 第3診~5診で、体調の良い日が多くなってきた。 第6診~7診で、胸の苦しさや全身の強張り感が消失。 第8診~15診で、症状のほとんどが消失。昼寝もできるし、夜もよく眠れるようになる。 その後、体調管理のために、月に一度程度来院。

    うつ病 60代 女性

  • 10年前に過労で倒れる。 その後、不眠、無気力、ダルさ、不安感など多様な症状が現れる。 病院を受診し、うつ病と診断され抗うつ薬や安定剤を処方される。 薬剤以外の治療法を求め、当治療室に来院。 現在は易疲労、無気力、だるさ、不安感などが残る。 身体所見は、中等度の全身的な冷え、頸部から腰部にかけての筋緊張。 第1診~3診で、ダルさや不安感などが軽くなる。 第4診で薬がシャープに効くようになり、不安感消失。 第5診で全ての症状が消失。 ※当治療室の治療で、効きの悪かった薬の効果が、顕著に出ることがある。

    うつ病 40代 男性

  • 6か月前に職場のトラブルでうつ症状を発症。 病院を受診し、抗うつ薬と眠剤を処方される。 3か月前から不眠症状が増悪、月経も止まる。 全身の筋肉が痛み、喉が詰まる感じがする。 第1診~3診で、全身の筋肉の痛みが消失、喉の詰まり感も楽になる。 第4診~6診で、不眠症状が消失。

    うつ病 30代 女性

  • 4年前に第1子出産。 3日間ほどかかり、大量に出血。 その後、抑うつ感、不安感、首・肩・腰の痛み、動悸、不眠、眩暈、頭痛、下痢などの症状が現れる。 精神科、耳鼻科、消化器科、内科などを受診。 知人から当治療室を紹介され来院。 第1診~4診で、不眠症状が軽減。 第5診~10診で、抑うつ感、不安感、動悸、眩暈、頭痛等、主だった症状が減弱。 第11診~13診で、ほぼ症状消失。 その後、健康管理の為に月に1~2回ほど来院。

    産後うつ病 30代 女性

  • 1か月前に電車が突然停止、閉じ込められる。 その後、電車に乗ると過呼吸、動悸、胸苦しさ、肩や首が緊張するといった症状が出る。 問診から職場で強度のストレスにあることが判明。 元来胃腸が弱く、自律神経が乱れやすい状態。 身体所見は、腹部の硬さ、首肩の緊張、全身の冷え。 第1診後の帰りの電車では、パニック症状が出なかった。 第2診の来院時の電車でも、パニック症状は出なかった。 第3診で治療終了。

    パニック障害 30代 女性

  • 例年になく大変仕事が忙しかった中、 10ヶ月前にひどいカゼを引き、嘔吐と下痢を繰り返す。 8ヶ月前に突然、過呼吸症状が出現。 電車の中や会社、自宅など、場所を問わず症状が出る。 心療内科を受診しパニック障害と診断され、抗不安薬等を処方される。 回復が今ひとつなことに不安になり、当治療室を来院。 身体所見は、全身の冷え、腹部の硬さ(みぞおち)、首・肩・腰の筋緊張。 食欲不振、下痢、便秘を繰り返している。 第1~第9診で食欲が回復。体が温まり、発作は消失。

    パニック障害 30代 女性

  • 1か月前に職場で緊張する場面に遭遇、動悸が起こる。 その後、電車やバスの中でも動悸が再現され、吐き気や眩暈も加わる。 問診から3か月前に手術を経験し、かなり体調が悪い状態であることが判明。 引っ越し等も重なり、身体的な疲労も強かった。 第1診~4診で、全ての症状が消失。 治療終了。

    パニック障害 20代 女性

  • 5年前に地下鉄に乗車中、電車が停止し閉じ込められる。 3分間ほどの時間であったが、冷や汗、動悸、震えが止まらなくなる。 その後、電車に乗るとパニック症状が出現するようになる。 心療内科を受診、パニック障害と診断される。 安定剤や漢方薬の処方を受ける。 その後、耳鳴り、食欲不振、早期覚醒、全身の冷え感などが出現。 当治療室に来院。 第1診~4診で主だった症状が消失。 治療終了。

    パニック障害 40代 男性

  • 6年前に結婚後、数ヶ月で夫がD.V.を振るうようになる。 5年前から過呼吸症状が現れ、精神的に不安定になる。 3年前に離婚をし、子供と逃げるように家を出る。 トラウマが残り、恐怖感やイライラ、気分の落ち込み、体の痛み、 尿意の異常感、不眠等のPTSDが現れる。 身体所見では、極度の全身の冷え、全身の筋緊張。 第1診~8診で体が温まり、全ての主訴が消失。 治療終了。

    D.V.後のPTSD 30代 女性

  • 7年前から心臓がドクドク高鳴るのを感じ、夜眠ることが困難な状態といいます。 病院でホルター心電図等で検査を受けましたが、器質的な異状はなく、 ストレスからくる不整脈と診断されました。 安定剤を処方されましたが、一向に改善されませんでした。 東洋医学の治療を希望し来院されました。 脈を診ると、あまりに乱れた脈で1分間の脈拍数が分からない状態でした。 腹診を行うと、下腹に力が無く、 臍からみぞおちにかけて広範囲に圧痛がある状態でした。 全身的に緊張していて、顔色や表情も暗く、 何か心に背負ったものを感じました。 お話を伺うと、家庭に大きな問題を抱えていました。 このケースは、本来安らぎの場である家庭に問題があり、 休まることができなかったことが原因と考えられます。 長期間に渡り問題を抱えられいて、 そうしたことで生体のバランスを崩してしまったのでしょう。 心積心虚症、第3方式で治療を行ないました。 意外なことに2回ほどで不整脈がなくなり、 睡眠が取れるようになりました。 本来このような長期に渡って体調を崩された場合は、 回復するのにも時間がかかるのですが、 この方の場合は、元々体力があった方なのでしょう。 しかしその後も精神的に負担が加わると、軽い不整脈が表れることから、 カウンセリングなどを通して、根本的な問題の解決が必要と感じました。

    不整脈 40代 女性

  • 2ヶ月前からノドが詰まるような、圧迫されるような感じがあるといいます。 診察すると、左肩、後頸部、前頸部の筋に強い緊張がありました。 脈診を行うと、脈の輪郭が硬く、かなり緊張されている印象でした。 六部定位脈診で「肺」や「脾」の蔵に弱りがあり、気の巡りが悪い状態でした。 腹診を行うと、みぞおちに強い筋緊張がありました。 東洋医学では、この状態を「梅核気」といい、 精神的な緊張がノドを始めとする身体上部を緊張させていると考えます。 このケースでは、症状の出る1ヶ月前に職場の異動があり、 そのストレスから症状が出たと考えました。 脾積脾虚症、第3方式で治療を行ないました。 治療を重ねていくうちに自律神経のバランスも整ってきて、 8回ほどの治療で症状は消失しました。

    のどの詰まり感 30代 女性

  • 30代半ばで結婚し、すぐに不妊治療を始められましたが、 なかなかうまくいかなかったそうです。 2年ほどが経過し新たな気持ちで不妊治療に挑もうと 当治療室に来院されました。 不妊の問題は、東洋医学的にはまず「腎」の問題が上げられます。 東洋医学でいう「腎」とは、腎機能、成長・生殖機能、聴覚機能、 水分代謝、呼吸機能、骨、脳、原気(生命力の根本)など指し、 「腎」の蔵というグループとして捉えます。 「腎」の弱い方は、足腰が弱い、元気が出ない、浮腫む、 体が冷えるといった症状を持っている場合が多く、 生殖器もうまく機能しません。 したがって不妊に繋がります。 また「肝」が弱い場合もあり、 「肝」は生殖器等を栄養する「血」に関わる蔵なので、 この場合も不妊に繋がります。 多くの場合、両方の蔵が弱っていることが多い印象です。 しかし不妊症の原因はそれだけではなく、 精神的な問題も大きく影響します。 この方の場合も感情の問題があり、 まずは当治療室のカウンセリングを受けられました。 そこである気づきがあったようです。 その後、鍼灸の治療も定期的に受けられるようになりました。 やはり腎が弱く、足腰がかなり冷えていました。 治療を続けられるうちに、次第に冷えがなくなり、 体が温かくなってきました。 6週間ほど治療を受けられた時、脈に妊娠の徴候が診られ、 次の週に妊娠していたとの報告を受けました。

    不妊症 30代 女性

  • 35週目の妊婦さんで、逆子の治療で来院されました。 逆子とは、母体内で胎児の頭が上になっている状態です。 正式には「骨盤位」といいます。 通常は32~36週くらいで頭位(頭が下の状態)に落ち着くことが多いですが、 生まれる数日前まで逆子の場合もあります。 出産時になっても赤ちゃんが逆子のままだと、帝王切開になることがあります。 原因は多胎妊娠、子宮の問題(子宮筋腫など)、胎児の未熟性、羊水の量、 胎盤の問題などが考えられていますが、はっきりとした理由は不明です。 東洋医学では、基本的には胎児は母体の一部であるという認識であり、 母体の体調が胎児に影響して逆子になると考えます。 東洋医学の陰陽観でみれば、本来母体内で陽位である胎児の頭は、 母体の陰位である下腹部にあって陰陽が調和しているものです。 しかし母体の異状でそれが逆の位置になってしまいます。 具体的にいえば、母体の気の流れが悪く、冷えを起こしています。 腹部は硬く、腰から下肢にかけての冷えがあるようです。 腹部の硬さはそのまま胎児の動きに影響を与えます。 そのような母体内の環境に、 胎児が苦しんで位置を変えているのが逆子ともいえます。 治療は冷えを取ることを行ない、 2回ほどで正常な位置に直りました。

    逆子 30代 女性

  • 1週間前から左肩に痛みを感じていたが、そのまま放置していたそうです。 5日前に朝起きてみると、左まぶたや左の口に異状を感じ、 病院を受診すると「ベル麻痺」と診断されました。 飲み薬を処方されましたが徐々に悪化していき、 次第に麻痺が強くなり、顔が歪んでしまいました。 医師からは糖尿病もあるので70~80%しか回復しないといわれ、 医師の勧めもあり、鍼治療を希望され来院されました。 左の額のしわ寄せが出来ない状態で、閉眼も不可。 「イー」「ウー」の発音時も左口角が動きません。 首や肩の筋が強く緊張していました。 脈を診ると、脈の圧力が強すぎる状態でした。 非常にバランスを欠いた状態です。 お腹を診ると、下腹に力なく、みぞおちが強く緊張していて、 全身が冷え切った状態でした。 3回の治療後、微かに左顔面の筋に運動が見られました。 7回の治療でほぼ左顔全体に動きが出てきました。 9回の治療で90%程度麻痺は回復しました。 11回の治療で運動はほぼ正常になりました。 多少感覚に違和感が残るといいます。 その後順調に回復し、全快しました。

    顔面神経麻痺 60代 女性