Go to Top

ホーム

松戸 鍼灸治療 心療内科

脊椎鍼灸療法

自律神経、内臓、骨格を整える鍼灸治療です。
ストレス性疾患、過呼吸、動悸、吐き気、めまい、頭痛、喉のつまり感、不眠、慢性的な首・肩・腰の痛み、慢性疲労、原因不明の不妊症、目の疲れ・痛みなどに。

詳細はコチラ
心理カウンセリング 松戸 心療内科

健康相談

現代医学、東洋医学、心理学の視点から総合的な健康相談をご提供いたします。

詳細はコチラ
松戸市 鍼灸

症例集

プラナ松戸治療室の症例集です。めまい、息苦しさ、動悸、頻尿、聴覚過敏、不妊症、首の痛みなど。

詳細はコチラ

ご予約・お問い合わせフォーム

ご予約、ご相談、ご質問などはこちらのフォームをご利用下さい。

新着情報

パニック障害のための丹田呼吸法

パニック障害では交感神経が亢進している

パニック障害の方は体が緊張しています。これは自律神経の交感神経が優位で、さまざまな刺激に対して過敏な状態です。ですから少しでも不安を感じる場面、例えば電車に乗る、広場に出る、映画館に行く、レストランに入るなどを想像するだけで動悸がしたり、冷や汗が出たり、吐き気がしたり、過呼吸になるなど、いわゆる予期不安と呼ばれる交感神経が亢進した症状が出やすくなるのです。

丹田呼吸法で自律神経を整える

この交感神経が亢進した状態を自分で調整する方法に「丹田呼吸法」があります。

昔から武道では丹田呼吸法を行い、下丹田である「肚」に気を溜めることで「肚を据えた」状態を目指しました。肚に気が満ちると精神的に落ち着き、命のやり取りをする戦いの場で、最高のパフォーマンスを発揮することができるようになるからです。

肚を据えた状態とはリラックスした状態であり、医学的には交感神経が抑制され、副交感神経が優位になっている状態です。パニック障害の方がこの丹田呼吸法をすることで、自律神経が整いリラックスすることができます。その結果、過敏な状態が緩和されて予期不安の改善につながるのです。

丹田呼吸法のやり方

  1. 正座して鼻から息を吸う。
  2. 息は「下丹田」である臍から指5本分下あたりにイメージで吸い込む。
  3. 苦しくなる手前まで息を吸ったら、3秒止める。
  4. 下丹田に溜めた気を、鼻から細く長く息を吐く。
  5. 1.から繰り返す。

※注意点
息を吸う時も吐く時も「気持ちが良い」と感じる程度で行うことが大切。無理は禁物、逆効果です。

初めは3分間程度から始めますが、大切なことは心地良さを感じる時間だけ行うことです。1日に何回やっても大丈夫ですが、決して無理をしないことです。あなたが心地よさを感じる時間、回数が最適なのです。

丹田呼吸法は自律神経を整えるだけでなく、下丹田に気が溜まることで体が元気になります。ぜひトライしてみて下さい。

東洋医学で「腎」が弱いってどういう意味?

患者さんから「腎が弱いとはどういう意味ですか?」と質問されることがあります。検査データを持参して、「腎機能は正常ですけど」とおっしゃる方もいます。東洋医学の「腎」概念と現代医学の腎臓とはどのような関係にあるのでしょうか?

「腎」とは腎気を指す

東洋医学では人体を肝・心・脾・肺・腎の五蔵に還元して表現します。この五蔵の中の「腎」とは「腎の気」を指しています。「気」というのは臓器や組織などの背景に働いている力で、「気」がないと各臓器や組織は正常に働きません。

「腎が弱いとは」腎気が働く腎グループの弱り

「腎気」は次の組織や臓器に強く働いています。すなわち腎臓、膀胱、生殖器、腰下肢、骨、骨髄、脳脊髄、耳、毛髪などです。また腎気は寿命や成長を司っています。「腎」とはこれら腎気が強く働くグループの総称であり、現代医学の腎臓を直接指しているわけではありません。ですから「腎が弱くなっている状態」とは、腎気が弱っていることであり、その影響を受けている各組織や臓器の働きが悪くなっている状態をいいます。

「腎」の弱りの程度によって医学データに出る場合と出ない場合がある

腎気が弱って現れる症状は腰痛、下肢がだるい、頭が働かない、疲れやすい、耳が詰まるなどですが、この状態ではまだ医学データには出てきません。いわゆる機能性疾患の状態です。しかし腎気がさらに弱ると腎炎、膀胱炎、子宮疾患、難聴などの形で医学データにも現れてきます。いわゆる器質性疾患になるのです。

「腎」は生命力を司る「気」

以上のように東洋医学の「腎」とは、現代医学の腎臓も含んだ「腎気」が強く働く組織や臓器のグループの総称であり、「腎」の弱りの程度が軽ければ機能的な、強ければ器質的な疾患が現れてきます。

肝腎要というように、「腎」は成長や老化などの生命力を司る大変重要な「気」であり、「腎」の弱りは他の四蔵にも大きな影響を与え多様な症状が現れてきます。また「腎」は一度弱らせると回復させるのに時間がかかります。「腎」を弱らせた原因を改善しながら、焦らずじっくりと腰を据えて治療していくことが大切です。

夏の疲れと自律神経失調症

自律神経が乱れてめまいや腹痛、吐き気、カゼなどの症状を訴える方が増えてきています。

今年の夏は処暑を迎えるまで異常な暑さでした。今はだいぶ気温が落ち着いてきましたが、夜でも30度を超える日が続き、熱帯夜で睡眠不足になっていた方も多かったでしょう。

このような状態ですから体調を崩すのも無理はありません。寝不足で体力が落ちている上に仕事や家庭の仕事に追われ、クーラーや冷たい飲み物で体の外側と内側から冷やしますから体が芯から冷え切り、自律神経も乱れます。

冷えは体を強張らせて自律神経を乱しますが、特に腰部や下肢が冷えて強張ると吐き気や腹痛、下痢などを起こし、背中だとカゼや咳き込みになり、首だとめまいや頭痛を起こしやすくなります。

根本は体の冷えですから、これらの症状を治めるには体を温めることが大切になります。体の冷えは足湯や脚湯、半身浴が適しています。部分浴のやり方はこちらを参考にして下さい。

明け方の冷えには足湯が最適

このような部分浴を続けることで体の冷えが取れ、自律神経が整うことで様々な症状も治まってきます。しかし、しつこい症状には専門家による加療が必要になります。そのような場合にはお近くの鍼灸院にご相談されると良いでしょう。

治療室からのお知らせ

投稿が存在しません。

代表プロフィール

稲森 英彦 Hidehiko INAMORI

プラナ松戸治療室代表

【略歴】
東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒。
1998年に鍼灸師資格を取得後、心療内科に勤務。
2005年に自律神経系・心療内科系鍼灸院のプラナ松戸治療室を開設。
現在(2024年)臨床歴26年。

アクセス

JR武蔵野線
新八柱駅・新京成線八柱駅から徒歩3分。
千葉県松戸市日暮3-10-10 カーザ日暮505
TEL 047-301-9015
アクセスを見る