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松戸 鍼灸治療 心療内科

脊椎鍼灸療法

自律神経、内臓、骨格を整える鍼灸治療です。
ストレス性疾患、過呼吸、動悸、吐き気、めまい、頭痛、喉のつまり感、不眠、慢性的な首・肩・腰の痛み、慢性疲労、原因不明の不妊症、目の疲れ・痛みなどに。

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松戸市 鍼灸

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新着情報

自律神経を鍼灸で整える2(四診の解説)

東洋医学の診断法「四診」

自律神経が乱れたときの東洋医学の所見

自律神経が乱れたときに、東洋医学ではどのように評価するのでしょうか?
東洋医学では「四診」といって四つの診察法があります。すなわち望診(ぼうしん)、聞診(ぶんしん)、問診、切診(せっしん)です。

東洋医学の望診

望診は現代医療の視診に相当します。顔色、目の動き、口の動き、舌の状態、応答のときの様子、腫脹の有無、アライメントの歪みなどを目で見て確認します。

自律神経が乱れているときは顔色が悪く蒼白いか逆にのぼせて赤ら顔の場合もあります。また動作がどこか硬く、滑らかさがありません。

目に力がなかったり、逆に眼光が強すぎる場合があります。また舌も赤みが強過ぎたり、反対に白く浮腫んでいたり、乾き過ぎていたりします。

東洋医学の聞診

聞診は声の音声を聞いたり、臭いを確認することです。体調が悪いときや精神的に萎縮しているときは声が小さくなります。

自律神経が乱れている場合は声が小さいことが多いですが、非常に早口になる方がいます。また声枯れがあれば喉に緊張があることが疑われ、神経症による喉のつまり感などを確認していきます。

もちろんお酒やタバコの摂り過ぎ、声の使い過ぎ、喉頭炎、喉頭がん、反回神経の問題なども念頭においています。

東洋医学の問診

問診は症状がいつから、どこが、どのように、どんなときに起こったか、またどのようなときに楽になり、あるいは悪化するのかを訊ねます。

さらに出生の状況や幼少期の健康状態、青年期、成人期の様子などを順次訊ねます。

この問診によってかなりのことが分かります。出生時の問題で幼少期から自律神経が乱れやすかったり、事故や手術による外傷によって体調が大きく変化したことなどが分かります。

切診はいわゆる触診のことで、脈診、腹診、背診、手足の経絡診などがあります。自律神経が乱れたときの切診の特徴は次回述べていきます。

自律神経を鍼灸で整える

自律神経を整える東洋医学の鍼灸

冷房やアイスの取り過ぎは自律神経を乱す

梅雨明け早々猛暑がやってきました。このような暑さのなかではつい冷房を効かせ過ぎたり、冷たいドリンクやアイスクリームを摂るなどして、体を内外から冷やしてしまいます。

そして酷暑のなかで日々の家事や仕事をこなさなければなりません。このような生活を続けていくと自律神経が乱れてさまざまな症状が表れてくることがあります。

自律神経失調症の主な症状

自律神経は全身の器官をコントロールしているため、乱れると全身の機能に支障をきたします。食欲不振、吐き気、腹痛、頭痛、めまい、腰痛、咳き込み、むくみ、微熱、低体温などその症状は実に多様です(図1)。

図1. 自律神経の乱れによる症状(livedoor.blogimg.jpより転載)

 

自律神経の乱れには鍼灸治療が適している

自律神経の乱れによる症状は病院で検査をしてもはっきりとした原因が見つからないことが特徴で、さまざまな医療機関を経て当治療室のような鍼灸院にご相談いただくケースが少なくありません。

このような自律神経失調症は要素還元的な現代医学よりも、全体論的な医療である東洋医学の方が得意な傾向にあります。現代医学の検査で問題がなくても、東洋医学の全体論的な検査では問題が出ています。

次回は東洋医学で診る自律神経失調症のカラダの特徴です。

ヨガや気功などを日課にする〜生命エネルギーと幸福感〜

ヨガや気功などの東洋に伝承された養生法を毎日行うことによって体が確実に変化し、今年より来年、来年より再来年と徐々に健康になっていきます。それだけでなく幸福感も高まっていきます。

当治療室に来院される方たちの中でヨガや気功に興味を持っている方は少なくないようです。実際に習っている方たちもおられますが、毎日自宅で訓練している方は少ない印象です。

ヨガや気功などの東洋の体操は、身体に活力を与えている「気」や「プラナ」と呼ばれる微細な生命エネルギーを活性化することを目的にしています。この生命エネルギーが流れる経路は「経絡」や「ナディ」と呼ばれ、この経路が滞ってしまうと、滞った部位や遠く離れた組織や内臓に病が発生すると考えられています。

プラナの経路「ナディ」

これは腰痛や肩こりといった運動器や胃痛や生理不順といった内臓の疾患だけでなく、抑うつや思考の鈍りなどの精神面の問題も同様です。

この生命エネルギーが滞った部位には、硬張りやむくみなどがみられますが、よく触診してみると、そこには脂のような組織が触れます。この脂状の組織がエネルギーの滞りが具現化したものであり、これがうまく解消されないとエネルギーの流れは元に戻りません。

ヨガや気功を毎日行うことでこの脂が取れていきます。その結果、生命エネルギーがくまなく巡るようになり、体が活性化されて健康な状態になっていきます。

ヨガ教室に週に一度程度通っている方で、教室でのみヨガを行い家ではほとんどやらない場合、この脂はほとんど取れません。したがって健康への効果もたいして期待できません。

東洋の体操は一種の訓練であり、毎日行うことで少しずつ深まり効果が出てきます。そして健康だけでなく自分自身に対する洞察も深まっていき、さまざまな気づきが生まれていきます。

長く行っているうちに爽快感や幸福感が自然に湧いてきます。そして何に対しても感謝の念が浮かんでくるようになります。このような状態は人生を常に前向きに捉えることになり、何にも代えがたい宝となります。

一般的に先進国の社会は資本主義が多く、何かモノやサービスを得ることで幸福感を得るように条件付けされています。ひとより多く、あるいは高品質のモノやサービスを得ることができるための、金や地位を手に入れた時も幸福感を得るでしょう。

ところがこのような幸福感はすぐに過ぎ去ってしまい、また次のモノやサービスを求めるようになるのです。やってきたものは過ぎ去るのが世の本質だからです。

しかし私たち自身の生命エネルギーが活性化されたときの自然な幸福感は過ぎ去ることがありません。常に存在し続けます。

このような状態では道端に可憐に咲く花や深く茂った緑、広大な空の青さなど、日常のありふれた風景に触れるだけで、心が震えるような幸福感を得ることができます。

また不思議なことに、このような状態のときは経済面においても過不足なく回るようになります。

つまり私たちを生かしてる「気」や「プラナ」と呼ばれる生命エネルギーは、私たちの人生、命の本質と言えるものなのです。

ぜひ東洋の養生法を日課として行い、生命エネルギーを活性化させることで平穏で幸福な、感謝に満ちた状態を体験してみてください。

治療室からのお知らせ

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代表プロフィール

稲森 英彦 Hidehiko INAMORI

プラナ松戸治療室代表

【略歴】
東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒。
1998年に鍼灸師資格を取得後、心療内科に勤務。
2005年に自律神経系・心療内科系鍼灸院のプラナ松戸治療室を開設。
現在(2024年)臨床歴26年。

アクセス

JR武蔵野線
新八柱駅・新京成線八柱駅から徒歩3分。
千葉県松戸市日暮3-10-10 カーザ日暮505
TEL 047-301-9015
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