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松戸 鍼灸治療 心療内科

鍼灸治療

ストレスによる息苦しさ、めまい、喉のつまり感、動悸、吐き気、不眠、頭痛、首肩腰痛、慢性疲労、不妊、目の不調などに。全身のバランスを整えて自律神経の乱れを癒します。

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脳血管障害後遺症 片麻痺 パーキンソン病 心療内科

頭皮鍼治療

頭皮の特定の機能局在領域(脳の各機能に対応する部位)やツボに細い鍼を優しく刺激することで、脳機能の活性化、神経伝達の改善、自律神経のバランス調整、精神的な安定を目指す施術です。

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松戸市 鍼灸

症例集

息苦しさ、不眠、動悸、うつ症状、痛み、めまいなど、幅広い症状に鍼灸で改善をもたらした症例集です。自律神経の調整から、体調不良まで、心身の調和を取り戻す症例をご紹介します。

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新着情報

ストレスと自己免疫疾患

ストレスが自己免疫疾患のリスクを高める

自然災害や事件、事故、裏切り、深刻な病気の発覚など、ときに私たちはショックな出来事に見舞われることがあります。

そのようなとき、体が緊張し、血の気が引くような感じになり、心臓の鼓動が激しくなるなどの情動を経験します。

このようなストレスフルな経験をしたとき、私たちの免疫システムが乱れ、膠原病やリウマチなどの自己免疫疾患になることがあります。

自己免疫疾患の代表的な例であるSLEは、多様な臨床症状を示し、ストレスが引き金となって発症や悪化を引き起こすことが知られています。

免疫システムは非常に繊細なバランスを保っている必要があります。免疫が弱すぎると感染症で重症化し、強すぎると自己免疫疾患を引き起こします。ストレスによってこのバランスが崩れると、自己免疫疾患発症のリスクが高まるのです。

胸椎の歪みが免疫システムのはたらきを乱す

そのような方の体を観察すると、多くの場合胸椎がこわばり、捻れてしまっています。


(Thanks to @visiblebody)

そしてこの歪みは免疫系の司令塔である「T細胞」を生み出す「胸腺(Thymus)」に影響します。


(「Wikipedia」https://en.wikipedia.org/wiki/Thymusより。)

T細胞は胸腺から生まれる免疫細胞で、自己と非自己を認識する役割を担います。

T細胞は非自己と認識したウイルス、細菌、異常な細胞などを他の免疫細胞に指令を出して破壊させます。この働きのおかげで私たちはウイルス性疾患やガンなどから守られれているのです。

しかしストレスで胸腺の働きが低下するとT細胞が影響を受け、自己の細胞も破壊し始めます。これが膠原病やSLE、リウマチ、潰瘍性大腸炎、クローン病などの自己免疫疾患です。

胸椎を調整し免疫システムを正常化させる

当治療室の脊椎鍼灸治療では、このような自己免疫疾患は、まずは歪んでしまった胸椎の調整を行います。

そうすることで胸腺の働きが回復し、免疫システムの正常化が期待できるのです。

年単位の時間はかかってしまいますが、次第に炎症反応が低下していき、いつの間にか症状がなくなっていくケースが少なくありません。

現代医学的な治療を基本としますが、鍼灸などの東洋医学的な治療を加えることで体全体が根本から整っていきます。

体に爽快感が生まれ、現代医学とは全く異なる次元での治癒を経験できることでしょう。

梅雨の過ごし方

6月は梅雨の湿気で体調を崩しやすい時期


図1. 東京の月別平均湿度

東京では6〜7月に湿度のピーク(図1)を迎えますが、とくに6月は梅雨入りするために体調を崩しがちになります。梅雨は湿度が高くなるために発汗が抑えられ、体熱の放散が妨げられて熱が体内にこもりやすくなります。また気圧も不安定なために自律神経が乱れやすく、そのために体調が崩れるのです。

梅雨は呼吸器と腎臓に負担がかかりやすい

梅雨は呼吸器と腎臓という水分代謝を行う臓器に負担がかかります。呼吸器は呼吸とともに水分を発散し、腎臓は余分な水分を尿として排泄しています。

梅雨の時期は呼吸器と連動している皮膚からの発汗が抑えられることで水分代謝が悪くなり、細胞内に水分が溜まりやすくなります。そのために体が浮腫むのです。

また隠れ脱水や自律神経の乱れによる腎血流量の減少により、腎臓にも負担がかかります。その結果、息苦しさやだるさ、食欲の減退、やる気がなくなるなどの症状が出てくるのです。

また気管支喘息やアトピー性皮膚炎、慢性関節リウマチなどのアレルギー性疾患が悪化しやすくなります。

梅雨を快適に過ごすための対策

梅雨の対策としては、①食事量を3割ほど減らす、②水分を取る、③毎日お風呂に入り汗を出す、④下肢の裏側の筋肉を伸ばす、ことが挙げられます。

①の食事量を減らすことで体の負担を減らし、各臓器が活発に働ける環境を作ります。
②の水分を少量ちびちびと適宜取ることで腎血流量を増やし、腎臓の負担を軽減します。
③は多くの方が明け方の冷え込みで体が冷えています。お風呂に入ることで冷えを取り、発汗を促して細胞内に溜まった水分を排泄します。
④は東洋医学の腎経・膀胱経をストレッチ(図2)することで腎臓を活性化させます。


図2. 腎経・膀胱経のストレッチ

梅雨は呼吸器や腎臓の弱い方には特につらい時期です。上記の対策を生活に取り入れて、梅雨を快適にお過ごし下さい。

参考資料
1. 独立行政法人中小企業基盤整備機構 http://www.smrj.go.jp/index.html
2. ストレッチ1.2.3 http://www.stretch123.net

食道裂孔ヘルニアの鍼灸治療

50代男性。数年前に胃の具合が悪くなり消化器内科を受診。食道裂孔ヘルニアによる逆流性食道炎と診断される。

数年間西洋薬を服用するも次第に効果がなくなった。昨年の5月から漢方薬に変えたところほとんどの症状が消失。唯一、胃部の拍動感だけが残った。

残った胃部の拍動感を改善して欲しいとの希望で当治療室に来室。
体を診ると脊椎の食道から胃の反応部位に異常が見つかった。

脊椎鍼灸療法で調整したところ、第3診で症状が減弱してきて、第6診でかなり症状が弱くなった、その後、ほとんど日常では感じない程度にまで改善した。

 

Acupuncture Treatment for Hiatal Hernia

A man in his 50s: Several years ago, he experienced stomach discomfort and visited a gastroenterology clinic. He was diagnosed with reflux esophagitis caused by a hiatal hernia.

Although he took Western medication for several years, its effectiveness gradually diminished. In May of last year, he switched to traditional Chinese herbal medicine, which resolved most of his symptoms. However, a pulsating sensation in his stomach was the only symptom that remained.

He came to our clinic, hoping to address the remaining pulsating sensation in his stomach. Upon examination, abnormalities were found in the spinal area corresponding to the esophagus and stomach.

After adjustment using spinal acupuncture therapy, his symptoms began to diminish by the third session. By the sixth session, his symptoms had significantly improved, and eventually, the pulsating sensation was reduced to a level where it was hardly noticeable in daily life.

治療室からのお知らせ

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代表プロフィール

稲森 英彦 Hidehiko INAMORI

プラナ松戸治療室代表

【略歴】
東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒。
1998年に鍼灸師資格を取得。心療内科クリニックに勤務し、東洋診療部門を立ち上げる。
2005年に自律神経系・心療内科系鍼灸院のプラナ松戸治療室を開設。
現在(2025年)臨床歴27年。

アクセス

JR武蔵野線
新八柱駅・新京成線八柱駅から徒歩3分。
千葉県松戸市日暮3-10-10 カーザ日暮505
TEL 047-301-9015
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