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11. 日記

【世界とは何か?】最終回:死とは何か──仏教とユング心理学に見る“終わり”と“継続”の意味

「死」とは“終わり”なのか? 「死」はすべての人にとって避けられない現実でありながら、その本質について深く考える機会は意外に少ないかもしれません。 このシリーズでは、世界の構造、心と世界の関係性、意味の生成、他者との応答 …Read More

【世界とは何か?】第5回:「病気」とは何か──仏教とユング心理学に見る“異常”の意味と可能性

「病気」は単なる“異常”か? 私たちは「病気」を、健康な状態からの逸脱、不具合、あるいは克服すべき問題と捉えがちです。 しかしそれは、身体や精神の苦痛という表層的現象にとどまらず、深い存在論的・意味論的メッセージを帯びて …Read More

【世界とは何か?】第4回:多様な存在と応答する世界──仏教とユング心理学による存在論の探究

なぜ世界には多様な存在があるのか? 私たちが生きるこの世界には、驚くほど多様な存在があふれています。 人間、動物、植物、鉱物、微生物、そして山や海、雲、風といった自然現象── それぞれが独自のかたちで「ある」ことを主張し …Read More

【世界とは何か?】第3回:心が世界を立ち上げる──アビダンマとユング心理学による〈意味〉の宇宙論

「世界は外にある」と思っていないか? 現代人の多くは、「自分」は世界の中に住んでいて、その世界は外側に客観的に存在するものだと考えています。 でも仏教、特に上座部仏教の精緻な心理学=アビダンマ(阿毘達磨)は、まったく逆の …Read More

【徹底比較】糖尿病食事療法:山田悟医師の「ロカボ」と糖尿病学会の違い ~誰のための食事か?そして何をどう食べるべきか~

糖尿病治療において食事療法は極めて重要です。しかし近年、「何をどのように食べるべきか」については医師や学会によって方針が分かれてきています。 中でも注目を集めているのが、山田悟医師が提唱する「ロカボ(緩やかな糖質制限)」 …Read More

【世界とは何か?】第2回:世界は倫理から崩れ、再び立ち上がる──アガンニャ経と縁起の構造

“世界の始まり”とは何か? 私たちはつい、「世界には始まりがある」と考えがちです。 ビッグバン、天地開闢、創世神話──どれも「最初に何かがあった」と語る形式をとります。 けれども仏教、特にパーリ仏典の『アガンニャ経』が描 …Read More

【世界とは何か?】第1回:世界は“象”として現れる──易経と共時性の哲学

たとえば、こんなことを感じたことはないでしょうか。 悩んでいるとき、ふと目にした言葉が心に刺さった ある問いを抱いていたら、まるで答えるかのような出来事が起きた 偶然が重なって、導かれるように道が開けた まるで、世界が自 …Read More

「気」は時空を超えて語りかける──「易」と東洋医学が教える気の秘密

「気」という言葉はよく耳にしますが、実際にそれが何かを説明するのは難しいものです。東洋医学では、この「気」が体や心、そして自然のすべてを動かす力だと考えます。 そしてその「気」の流れや変化を読み取る手がかりとなるのが、『 …Read More

鍼灸師は、一生学びの旅人である

鍼灸の世界では、ときに声の大きな人の理論が、あたかも絶対的な正解であるかのように広まりやすい傾向があります。一つの流派に属すると、それがすべてのように感じてしまい、自分自身でも気づかぬうちに、思考が狭まり、柔軟さを失って …Read More

春はデトックスの季節

寒さが厳しくなってきましたが、2月3日は立春。暦の上では春の始まりです。 秋から冬にかけて、私たちの身体の「気」は収縮し、骨盤などが引き締まっています。しかし、立春を迎えると気の流れは発散する方向へと変わり、少しずつ身体 …Read More