50代男性。数年前に胃の具合が悪くなり消化器内科を受診。食道裂孔ヘルニアによる逆流性食道炎と診断される。
数年間西洋薬を服用するも次第に効果がなくなった。昨年の5月から漢方薬に変えたところほとんどの症状が消失。唯一、胃部の拍動感だけが残った。
残った胃部の拍動感を改善して欲しいとの希望で当治療室に来室。
体を診ると脊椎の食道から胃の反応部位に異常が見つかった。
脊椎鍼灸療法で調整したところ、第3診で症状が減弱してきて、第6診でかなり症状が弱くなった、その後、ほとんど日常では感じない程度にまで改善した。