先日診た患者さんは、花粉症の症状はないものの、
目の反応点に、かなりの充血反応が現れていた。
ここ20年間で花粉飛散量は3~5倍に増えたそうで、
今年は例年に比べて飛散量は少ないようだが、
昔に比べるとやはり多いに違いない。
花粉症が発症していなくても、目や鼻に異物感を感じている人は
少なくないようである。
対策としては、洗い流すのが手っ取り早い。
涙の味程度の生理食塩水を人肌程度に温め、
目を洗い、鼻うがいを行う。
1日に2回ほど行うといいようだ。
しかし花粉症の原因には免疫機能の問題があり、
それを正常化させる必要がある。
東洋医学的に観れば花粉症の人は「気」が上がり、
頭部に気がこもった状態である。
こまめに鍼灸治療を受けて身体機能を正常化させ、
滞りなく全身に気が巡るようにする必要がある。
花粉症は集中力を低下させ、仕事の質を悪くさせる。
体を整えるのも仕事の内と思われては如何だろうか。
プラナ松戸治療室 https://pranaworks-jp.com/