12月22日(時刻:08:38 太陽黄経:270度)は「冬至」である。
ところで東洋的な観方では、万物は「気」からなり、
その運動・変化も「気」によるとする。
そして気の状態を表現するのに、陰陽観がある。
陰陽観でいえば、冬至は「陰極」の状態であり、
つまり気が最も陰的な状態になるときである。
そしてそれは「気」が最も陽的な状態である
「夏至」に向かう転換点でもある。
易で言えば「一陽来復」であり、
季節でみれば、厳しい冬が終わり、温暖な春の始まりである。
この転換点である「冬至」に、
気功家たちは特別なエネルギーを感じ、
重要な練功日としている。
他の日と違って、格段の練功効果があるためだ。
また易に通じるものたちは、この日に「年筮」を立てる。
来年の運勢を占うのである。
さて、この重要な転換点である冬至。
来年の一年間の抱負や決意を持つには、最も適した日といえよう。
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