腎臓内科に長く勤務しているある医師は、街中で人の後姿を見ていると、
そのひとが腎臓の病に冒されているか否かを判断できるといいます。
洋服の上から判断出来るということで、どうも普通の診方ではないようです。
多分その医師は、オーラを診断しているのではないでしょうか。
もちろんその医師が、知的には霊性の世界を理解していないかもしれません
が。
私たち東洋医学を学ぶ者たちも、患者さんのオーラを診る訓練をすることがあ
ります。いわゆる「望診 ぼうしん」と呼ばれるもので、患者さん全体の雰囲
気や顔の気色を診たりします。
なかなか重宝な診断で、例え今症状がそれほど変化していなくても、治療後に
望診で良い状態であれば、今後症状が好転していくことが予想できるのです。
もちろん予後の診断は、その他にもろいろあるわけですが・・・。
では見方ですが、オーラは体の周りを覆っているので、体の少し前あるいは後
に焦点を合わせます。肉体の方は少しボヤケタ感じです。そのように見ると、
体の周りに陽炎のようなモヤモヤが見えてきます。場合によっては色が見えて
くるかもしれません。顔の望診をする時も、顔の少し前に焦点を合わせます。
始めは練習として、自分の両手の指先を、近づけたり離したりして、指先のオ
ーラを見る訓練をするといいでしょう。背景は黒か白が見やすいと思います。
このような見方ができると、ひとは目に見えるものだけではなく、目に見えな
いものにも影響を受けて生きていることを知るようになり、人や環境に対して無
関心ではいられなくなるのです。人生の視野が広がります。
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