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パニック障害のための丹田呼吸法|プラナ松戸治療室


パニック障害では交感神経が亢進している

パニック障害の方は体が緊張しています。これは自律神経の交感神経が優位で、さまざまな刺激に対して過敏な状態です。ですから少しでも不安を感じる場面、例えば電車に乗る、広場に出る、映画館に行く、レストランに入るなどを想像するだけで動悸がしたり、冷や汗が出たり、吐き気がしたり、過呼吸になるなど、いわゆる予期不安と呼ばれる交感神経が亢進した症状が出やすくなるのです。

丹田呼吸法で自律神経を整える

この交感神経が亢進した状態を自分で調整する方法に「丹田呼吸法」があります。

昔から武道では丹田呼吸法を行い、下丹田である「肚」に気を溜めることで「肚を据えた」状態を目指しました。肚に気が満ちると精神的に落ち着き、命のやり取りをする戦いの場で、最高のパフォーマンスを発揮することができるようになるからです。

肚を据えた状態とはリラックスした状態であり、医学的には交感神経が抑制され、副交感神経が優位になっている状態です。パニック障害の方がこの丹田呼吸法をすることで、自律神経が整いリラックスすることができます。その結果、過敏な状態が緩和されて予期不安の改善につながるのです。

丹田呼吸法のやり方

  1. 正座して鼻から息を吸う。
  2. 息は「下丹田」である臍から指5本分下あたりにイメージで吸い込む。
  3. 苦しくなる手前まで息を吸ったら、3秒止める。
  4. 下丹田に溜めた気を、鼻から細く長く息を吐く。
  5. 1.から繰り返す。

※注意点
息を吸う時も吐く時も「気持ちが良い」と感じる程度で行うことが大切。無理は禁物、逆効果です。

初めは3分間程度から始めますが、大切なことは心地良さを感じる時間だけ行うことです。1日に何回やっても大丈夫ですが、決して無理をしないことです。あなたが心地よさを感じる時間、回数が最適なのです。

丹田呼吸法は自律神経を整えるだけでなく、下丹田に気が溜まることで体が元気になります。ぜひトライしてみて下さい。

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