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膠原病の鍼灸治療


膠原病とは、血液中の自分の免疫が自分の細胞の核を標的として攻撃して炎症を起こす病気で、現在では「自己免疫性疾患」として捉えられています。標的となる組織は様々で、全身の筋、関節、血管などの結合組織が侵されます。とても女性に多い疾患です。

膠原病に分類されるものには、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE)、皮膚筋炎、全身性強皮症、シェーグレン症候群などがあります。

膠原病の症状は全身的で多岐に亘り、発熱、関節痛、倦怠感、手足の冷え(レイノー現象)などが主症状となります。

はっきりとした病態は未だ解明されておらず、有効な治療法も見つかっていない状況ですが、対症療法としてはステロイド剤の進歩により、症状の軽減が見られるようになりました。副作用としては、浮腫やうつ病、白内障などがあります。

東洋医学の診察法で膠原病の患者さんを診ると、「腎の蔵」が大変弱っていることが多く、特にステロイド剤を長期に使用した場合に「腎の蔵」に大きな負担がかかる事が示唆されます。

東洋医学では「腎の蔵」は、腎機能、成長・生殖機能、聴覚機能、水分代謝、呼吸機能、骨、原気(生命力の根本)を司るといわれており、ステロイド剤の長期の使用は、これらの機能を低下させる恐れがあると考えられます。

東洋医学的な鍼灸療法は、この「腎の蔵」を含めた臓腑の「気」を活性化することができます。東洋医学は常に全身の「気」のバランスを考えながら治療を行いますが、その効果として、体の芯から気力が出てくる(生命力の活性化)、冷えや痛み、倦怠感などが軽減される、気持ちがゆったりとする等が期待できます。

西洋医学的な治療を継続しながら、東洋医学の治療を取り入れることによって、確実にQOL(クォリティ・オブ・ライフ:生活の質)は高まります。たいへんな病を持ちながらもその病と共存しながら、イキイキと人生を歩むことは出来るはずです。ぜひ東洋医学の治療を取り入れてみては如何でしょうか。


遠方の方のための【Skypeセッション】

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当治療室に来院できない遠方の方のためのSkypeを使ったセッションです。詳細な問診や視診を行い、万病の元である「冷え」がいつから起こり、今どのような状態なのか、そしてどのようにしたら改善されるかなどをご提示致します。

【内容】
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2. 折り返しセッションの可能な日時をお知らせ致します。
3. その中からセッションご希望日時を選択してください。
4. こちらから申請を行いますのでプラナのSkype IDを「連絡先の追加」に登録して下さい。
5. セッション3日前までに料金を指定銀行口座にお振込み下さい。
6. ご予約日時にセッションを行います。

【セッション時間】 60分(終了時間は前後することがあります)

【料金】 10,000円

【お支払方法】 銀行振り込み(振り込み先はメールにてお知らせ致します)

※ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡下さい。