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夏の疲れと自律神経失調症


自律神経が乱れてめまいや腹痛、吐き気、カゼなどの症状を訴える方が増えてきています。

今年の夏は処暑を迎えるまで異常な暑さでした。今はだいぶ気温が落ち着いてきましたが、夜でも30度を超える日が続き、熱帯夜で睡眠不足になっていた方も多かったでしょう。

このような状態ですから体調を崩すのも無理はありません。寝不足で体力が落ちている上に仕事や家庭の仕事に追われ、クーラーや冷たい飲み物で体の外側と内側から冷やしますから体が芯から冷え切り、自律神経も乱れます。

冷えは体を強張らせて自律神経を乱しますが、特に腰部や下肢が冷えて強張ると吐き気や腹痛、下痢などを起こし、背中だとカゼや咳き込みになり、首だとめまいや頭痛を起こしやすくなります。

根本は体の冷えですから、これらの症状を治めるには体を温めることが大切になります。体の冷えは足湯や脚湯、半身浴が適しています。部分浴のやり方はこちらを参考にして下さい。

明け方の冷えには足湯が最適

このような部分浴を続けることで体の冷えが取れ、自律神経が整うことで様々な症状も治まってきます。しかし、しつこい症状には専門家による加療が必要になります。そのような場合にはお近くの鍼灸院にご相談されると良いでしょう。