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プラナ松戸治療室におけるパニック障害の症例


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症例1.パニック障害 30代 女性
1か月前に電車が突然停止。閉じ込められる。
その後、電車に乗ると過呼吸、動悸、胸苦しさ、肩や首が緊張するといった症状が出る。
問診から職場で強度のストレスにあることが判明。
元来胃腸が弱く、自律神経が乱れやすい状態。
身体所見は、腹部の硬さ、首肩の緊張、全身の冷え。
第1診後の帰りの電車では、パニック症状が出なかった。
第2診の来院時の電車でも、パニック症状は出なかった。
第3診で治療終了。

症例2.パニック障害 女性 30代
例年になく大変仕事が忙しかった中、
10ヶ月前にひどいカゼを引き、嘔吐と下痢を繰り返す。
8ヶ月前に突然、過呼吸症状が出現。
電車の中や会社、自宅など、場所を問わず症状が出る。
心療内科を受診しパニック障害と診断され、抗不安薬等を処方される。
回復が今ひとつなことに不安になり、当治療室を来院。
身体所見は、全身の冷え、腹部の硬さ(みぞおち)、首・肩・腰の筋緊張。
食欲不振、下痢、便秘を繰り返している。
第1~第9診で食欲が回復。体が温まり、発作は消失。

症例3.パニック障害 20代 女性
1か月前に職場で緊張する場面に遭遇、動悸が起こる。
その後、電車やバスの中でも動悸が再現され、吐き気や眩暈も加わる。
問診から3か月前に手術を経験し、かなり体調が悪い状態であることが判明。
引っ越し等も重なり、身体的な疲労も強かった。
第1診~4診で、全ての症状が消失。
治療終了。

症例4.パニック障害 40代 男性
5年前に地下鉄に乗車中、電車が停止し閉じ込められる。
3分間ほどの時間であったが、冷や汗、動悸、震えが止まらなくなる。
その後、電車に乗るとパニック症状が出現するようになる。
心療内科を受診、パニック障害と診断される。
安定剤や漢方薬の処方を受ける。
その後、耳鳴り、食欲不振、早期覚醒、全身の冷え感などが出現。
当治療室に来院。
第1診~4診で主だった症状が消失。
治療終了。