今日は瞑想セミナーを開催致しました。
私の治療室では、自律神経を乱した方がよく来院されます。
自律神経が乱れると、頭痛、めまい、みぞおちが苦しい、のどが詰まる…など、
多岐に渡る症状が現れます。
鍼灸治療やクレニアルで体の調整をすると、症状が落ち着いてきますが、
中にはなかなか安定しない方もおられます。
日常の生活の仕方が、大きく自律神経に影響を与えるので、
なかなか安定しない方には、規則正しい生活をお薦めしています。
他にも大きな影響を与える要素として「心」があります。
心理学者のフロイトは、心を「意識」「前意識」「無意識」の領域を想定し、
普段私達が意識できない「無意識」の領域があることを示唆しました。
この無意識の領域には、これまでの人生で経験してきた
様々な体験に付随した感情が蓄積しているとされ、
特に押し殺された負の感情のエネルギーが「意識」に影響し、
神経症の原因になると考えました。
自律神経の機能ががなかなか安定してこない方の場合、
この無意識に押し込めてきた感情が影響している可能性があります。
東洋に伝わる瞑想は、この無意識の浄化に大変有効です。
意識的、または無意識的に感情の浄化が行われ、
瞑想を実践していくうちに、次第に心が鎮まっていくことを経験します。
それに伴い、身体症状も楽になっていきます。
プラナ松戸治療室 http://prana502.hp.infoseek.co.jp/